【最新調査】2025年L&Dトレンド - 世代別データで解明！従業員が求める真のトレーニングとは？ • vonxai blog

近年、ビジネス環境は急速に変化しており、企業には従業員のスキルを常にアップデートし、変化に対応できる人材を育成することが求められています。そのため、ラーニング&ディベロップメント(L&D)の重要性はますます高まっています。

本記事では、TalentLMS社が実施した「The TalentLMS 2024 Annual L&D Benchmark Report」に基づき、従業員が求めるトレーニングの現状と、2025年に向けたL&Dの展望について、世代別の調査データを交えながら解説します。「従業員はどのようなトレーニングを望んでいるのか？」「AIの台頭はL&Dにどのような影響を与えるのか？」といった疑問に答えるとともに、企業が今後とるべきL&D戦略について考察します。

従業員トレーニングの現状と満足度 - 世代間の意識差とテクノロジーの影響

従業員の79%がトレーニングに満足 - 一方でGen Zの満足度は低迷

TalentLMSの調査によると、従業員の79%が自社のトレーニングに満足していると回答しています。これは、多くの企業が従業員のスキルアップに積極的に投資し、効果的なトレーニングプログラムを提供していることを示唆しています。しかし、世代別に見ると、Gen Zの満足度が他の世代に比べて低い傾向にあることが明らかになりました。

2022年と2024年における従業員のトレーニング満足度 2022年と2024年における従業員のトレーニング満足度調査の結果を示したグラフ。2022年は「非常に満足」が32%、「やや満足」が43%、「どちらとも言えない」が14%、「やや不満」が8%、「非常に不満」が3%。2024年は「非常に満足」が37%、「やや満足」が42%、「どちらとも言えない」が12%、「やや不満」が7%、「非常に不満」が2%。

2022年から2024年にかけて、全体の満足度は75%から79%に向上しています。

世代別のトレーニング満足度 4つの世代（Gen Z、Millennials、Gen X、Baby Boomers）別のトレーニング満足度調査の結果を示したグラフ。Gen Zは「非常に満足」が37%、「やや満足」が38%、「どちらとも言えない」が12%、「やや不満」が10%、「非常に不満」が3%。Millennialsは「非常に満足」が38%、「やや満足」が45%、「どちらとも言えない」が8%、「やや不満」が7%、「非常に不満」が1%。Gen Xは「非常に満足」が38%、「やや満足」が40%、「どちらとも言えない」が14%、「やや不満」が5%、「非常に不満」が3%。Baby Boomersは「非常に満足」が34%、「やや満足」が43%、「どちらとも言えない」が14%、「やや不満」が7%、「非常に不満」が2%。

一方、上図を見ると、Gen Zの満足度は75%と他の世代に比べて低く、特に「非常に不満」「やや不満」と回答した割合が13%と最も高くなっています。この結果は、Gen Zが求めるトレーニングと企業が提供するトレーニングとの間にギャップが存在する可能性を示唆しています。

AI活用で満足度向上 - テクノロジーの導入がカギ

興味深いことに、AIツールの活用を奨励している企業で働く従業員は、そうでない企業で働く従業員に比べて、トレーニングへの満足度が高い傾向にあることが分かりました。AIツールの使用を禁止している企業で働く従業員の満足度が70%であるのに対し、AIツールの活用を奨励している企業で働く従業員の満足度は87%に達しています。

この結果は、AIをはじめとするテクノロジーの導入が、トレーニングの効果を高め、従業員の満足度向上に寄与する可能性を示唆しています。

63%の従業員が、さらなるトレーニング改善を希望 - L&D担当者への提言

全体的に高い満足度が得られている一方で、63%の従業員が自社のトレーニングプログラムにはまだ改善の余地があると回答しています。

トレーニングプログラムの改善余地 「The training programs in my company could be improved.（自社のトレーニングプログラムは改善できる）」という意見に対する、従業員の賛否の割合を示したグラフ。「強くそう思う」が24%、「ややそう思う」が39%、「どちらとも言えない」が26%、「あまりそう思わない」が10%、「全くそう思わない」が2%。

特に、ミレニアル世代の69%がトレーニングの改善を求めており、他の世代に比べて最も高い割合を示しています。この結果は、L&D担当者が、従業員の声に耳を傾け、トレーニングプログラムを継続的に改善していく必要性を示しています。特に、デジタルネイティブであり、最新テクノロジーへの関心が高いとされるミレニアル世代のニーズを捉えることが、今後のL&D戦略において重要な鍵となるでしょう。

AIがもたらすL&Dの変化 - スキル習得の必要性と企業の課題

進化するAI、追いつかない企業 - 従業員の64%がAIトレーニングを希望

近年、AI技術は急速に進化しており、ビジネスのあらゆる場面で活用され始めています。しかし、TalentLMSの調査によると、多くの企業がAIの導入に遅れをとっており、従業員が求めるAIトレーニングを提供できていないことが明らかになりました。

企業によるAIツールの推進状況 企業が従業員にAIツールの使用を奨励しているか、それとも禁止しているか、あるいは明確なガイドラインがないかについての調査結果を示したグラフ。「AIツールの使用を奨励している」が35%、「AIツールの使用を禁止している」が11%、「明確なガイドラインがない」が54%。

調査では、従業員の64%がAIツールの使い方に関するトレーニングを受けたいと回答している一方で、54%の従業員が、自社にはAIツール使用に関する明確なガイドラインがないと答えています。さらに、11%の従業員は、自社がAIツールの使用を禁止していると回答しています。これらの結果は、多くの企業がAIの導入に出遅れ、従業員のAIスキル習得を支援できていないことを示唆しています。

AIはスキル向上に効果あり？ - 42%が実感も、Gen Zの9%は懸念を表明

では、AIツールの使用は従業員のスキルにどのような影響を与えるのでしょうか？調査によると、42%の従業員が、AIツールは自分のスキルにポジティブな影響を与えると回答しています。一方、AIツールがスキルにネガティブな影響を与えると回答した従業員はわずか5%でした。

AIが従業員のスキルに与える影響 AIツールの使用が従業員のスキルに与える影響についての調査結果を示したグラフ。「ポジティブな影響」が42%、「ネガティブな影響」が5%、「どちらとも言えない」が25%、「AIツールを使っていない」が28%。

しかし、世代別に見ると、Gen Zの9%がAIツールは自分のスキルにネガティブな影響を与えると回答しており、他の世代（Gen X: 3%、Millennials: 4%、Baby Boomers: 4%）に比べて高い割合を示しています。この結果は、AIネイティブであるGen Zが、AIツールの過度な使用が自身のスキル成長に悪影響を及ぼす可能性を懸念していることを示唆しています。

AIの倫理的利用 - 65%の従業員が安全な活用方法を学びたい

AI活用が進む中、その倫理的な利用への関心も高まっています。調査によると、従業員の65%が、AIツールを安全かつ倫理的に使用する方法に関するトレーニングを受けたいと回答しています。

特に、ミレニアル世代の72%が、AIの倫理的な利用方法に関するトレーニングを希望しており、他の世代に比べて最も高い割合を示しています。この結果は、AIの活用に伴うリスクを理解し、適切に対処したいという従業員の意識の表れと言えるでしょう。

2025年を見据えて - 従業員が求めるスキルとトレーニング課題

リーダーシップ、ソフトスキル、デジタルスキル - 2025年に求められる能力

それでは、従業員は2025年に向けて、どのようなスキルの習得を望んでいるのでしょうか？調査によると、「リーダーシップとマネジメント研修」が48%で最も高く、次いで「ソフトスキルトレーニング」が44%、「デジタルスキルトレーニング」が43%となっています。

2025年に従業員が希望するトレーニングの種類 2025年に従業員が受けたいトレーニングの種類を示したグラフ。「リーダーシップとマネジメントトレーニング」が48%、「ソフトスキルトレーニング」が44%、「デジタルスキルトレーニング」が43%、「財務リテラシーとウェルネストレーニング」が33%、「メンタルヘルストレーニング」が29%、「DE&Iトレーニング」が19%、「企業家精神トレーニング」が18%、「その他」が4%。

世代別に見ると、Gen Zは「リーダーシップとマネジメント」「ソフトスキル」「メンタルヘルス」を、ミレニアル世代は「リーダーシップとマネジメント」「デジタルスキル」「ソフトスキル」を、Gen Xは「リーダーシップとマネジメント」「デジタルスキル」「ソフトスキル」を、ベビーブーマー世代は「ソフトスキル」「デジタルスキル」「リーダーシップとマネジメント」を重視していることが分かります。

世代別の従業員が希望するトレーニング TOP3 2025年に従業員が受けたいトレーニングのトップ3を世代別に示した図。Gen Zは「リーダーシップとマネジメント」、「ソフトスキル」、「メンタルヘルス」。Millennialsは「リーダーシップとマネジメント」、「デジタルスキル」、「ソフトスキル」。Gen Xは「リーダーシップとマネジメント」、「デジタルスキル」、「ソフトスキル」。Baby Boomersは「ソフトスキル」、「デジタルスキル」、「リーダーシップとマネジメント」。

これらの結果から、2025年に向けて、リーダーシップ、ソフトスキル、デジタルスキルといった、幅広い能力の習得が求められていることが分かります。

世代間コミュニケーションギャップ - Gen Zの3人に1人が課題を認識

異なる世代が共に働く職場において、世代間のコミュニケーションギャップが課題となっています。調査によると、全体の23%が「年齢が離れた同僚とのコミュニケーションに難しさを感じている」と回答しています。

コミュニケーションにおける世代間ギャップ 世代間におけるコミュニケーションの難しさについての調査結果を示したグラフ。「年齢が離れた同僚とのコミュニケーションに難しさを感じている」と回答した割合は、Gen Zが33%、Millennialsが26%、Gen Xが22%、Baby Boomersが11%。

特に、Gen Zの33%が、年齢が離れた同僚とのコミュニケーションに難しさを感じていると回答しており、他の世代（Millennials: 26%、Gen X: 22%、Baby Boomers: 11%）に比べて最も高い割合を示しています。この結果は、若手社員とベテラン社員との間で、効果的なコミュニケーションを促進するための施策が必要であることを示唆しています。

時間不足、モチベーション維持 - 2024年のトレーニング課題を克服するには

従業員がトレーニングを受ける上で、どのような課題があるのでしょうか？調査によると、「トレーニングを完了する時間がない」が39%で最も高く、次いで「モチベーションを維持するのが難しい」が31%、「トレーニング後に内容をすぐに忘れてしまう」が29%となっています。

社員がトレーニングで直面する課題 従業員がトレーニングを受ける際に直面する課題を示したグラフ。「トレーニングを完了する時間がない」が39%、「モチベーションを維持するのが難しい」が31%、「トレーニング後に内容をすぐに忘れてしまう」が29%、「トレーニングコンテンツがオンデマンドで利用できない」が25%、「トレーニング受講時の技術的な問題」が25%、「その他」が2%、「課題はない」が30%。

これらの結果から、時間不足やモチベーション維持、学習内容の定着が、効果的なトレーニングを妨げる主な要因となっていることが分かります。特にGen Zは、「モチベーションを維持するのが難しい」と回答した割合が、他の世代と比べ最も高いことが示されています。短い時間で効率的に学べるマイクロラーニングや、ゲームの要素・仕組みを学習に取り入れるゲーミフィケーションなど、学習者のモチベーションを維持・向上させるための工夫が求められます。

トレーニングは従業員定着の切り札？ - 特にGen Zへの効果が顕著

充実したトレーニングプログラムの提供は、従業員の定着率向上に繋がる可能性があります。調査によると、「十分なトレーニング機会が提供されなければ、2025年に転職を検討する」と回答した従業員は全体の24%に上ります。

トレーニングが世代別定着率に与える影響 トレーニング機会の不足が原因で2025年に転職を検討する可能性があると回答した従業員の割合を世代別に示したグラフ。Gen Zは37%、Millennialsは32%、Gen Xは20%、Baby Boomersは7%。

世代別に見ると、Gen Zの37%が「トレーニング機会が不十分であれば転職を検討する」と回答しており、他の世代（Millennials: 32%、Gen X: 20%、Baby Boomers: 7%）に比べて最も高い割合を示しています。この結果は、特に若手社員にとって、トレーニング機会の提供が、企業への定着に大きく影響することを示唆しています。

効果的なトレーニング戦略 - エンゲージメント向上と2025年への展望

成功のカギは「ビジュアル・マルチメディア」と「セルフペース」 - 世代別に見る効果的な学習方法

従業員のトレーニングへのエンゲージメントを高めるためには、どのような学習方法が効果的でしょうか？調査によると、「ビジュアルおよびマルチメディア要素」が53%で最も高く、次いで「セルフペース学習」が49%、「インストラクター主導のトレーニング」が48%となっています。

効果的なトレーニング要素

世代別に見ると、Gen Zとミレニアル世代は「ビジュアルおよびマルチメディア要素」と「セルフペース学習」を特に好む傾向があり、Gen Xとベビーブーマー世代は「インストラクター主導のトレーニング」を好む傾向があることが分かります。これらの結果から、学習者の世代や特性に合わせて、多様な学習方法を組み合わせることが、トレーニングへのエンゲージメントを高める上で重要であることが分かります。

いつ学ぶ？ - 世代によって異なる、トレーニングに最適なタイミング

従業員はいつトレーニングを受けたいのか？調査によると、「(業務上)必須の時のみ」が最も多く、次いで「業務時間内」が多くなっています。

トレーニングに取り組むタイミング 従業員がトレーニングに参加するタイミングを示したグラフ。Gen Zは「（業務上）必須の時」が26%、「業務時間内」が25%、「通常業務時間外」が24%、「不定期」が13%、「上記のいずれか」が12%。Millennialsは「（業務上）必須の時」が24%、「業務時間内」が24%、「通常業務時間外」が21%、「不定期」が18%、「上記のいずれか」が12%。Gen Xは「通常業務時間外」が24%、「（業務上）必須の時」が22%、「不定期」が17%、「業務時間内」が19%、「上記のいずれか」が17%。Baby Boomersは「（業務上）必須の時」が30%、「業務時間内」が18%、「通常業務時間外」が18%、「不定期」が18%、「上記のいずれか」が16%。

世代別に見ると、ベビーブーマー世代の30%が「必須の時のみ」と回答し、他の世代に比べて最も高い割合を示しています。一方、Gen Xは「通常業務時間外」にトレーニングを受けることを好む割合が24%と、他の世代に比べて最も高くなっています。これらの結果から、トレーニングを提供する際には、学習者の世代や特性に合わせて、受講しやすい時間帯やタイミングを考慮する必要があることが分かります。

オンボーディングは減少傾向 - 今こそ見直すべきポイント

従業員がどのような種類のトレーニングを受けているかについて調査したところ、「コンプライアンストレーニング」が65%で最も多く、次いで「アップスキリングトレーニング」が54%、「製品トレーニング」が40%、「ソフトスキルトレーニング」が38%、「リスキリングトレーニング」が30%、「オンボーディング」が20%となっています。

トレーニングの種類の変化 従業員が受けたトレーニングの種類を2022年と2024年で比較した図。2024年は「コンプライアンストレーニング」が65%、「アップスキリングトレーニング」が54%、「製品トレーニング」が40%、「ソフトスキルトレーニング」が38%、「リスキリングトレーニング」が30%、「オンボーディング」が20%。2022年は「コンプライアンストレーニング」が70%、「ソフトスキルトレーニング」が51%、「アップスキリングトレーニング」が50%、「製品トレーニング」が39%、「リスキリングトレーニング」が36%、「オンボーディング」が36%。

2022年と比較すると、オンボーディングが36%から20%へと大きく減少していることが分かります。オンボーディングは、新規入社者が組織に早期に適応し、即戦力として活躍するために重要な役割を果たします。オンボーディングトレーニングの減少は、従業員の早期離職やパフォーマンス低下を招く可能性があるため、企業はオンボーディングプログラムの見直しと改善に取り組む必要があるでしょう。

効果を最大化する5つの要素 - 継続的な学習を支えるポイントとは？

調査レポートでは、効果的なトレーニングに欠かせない要素として、以下の5つを挙げています。

トレーニング後のサポート
トレーニングと実務の関連性
理論と実践のバランス
トレーニング進捗の可視化
トレーニングへの主体的な参加

これらの要素を満たすことで、従業員の学習効果を最大化し、継続的な能力開発を促進することができるでしょう。

2025年L&Dトレンド - 生成AI、ヒューマンスキル、迅速なスキルアップが重要に

最後に、TalentLMSは、2025年に向けて注目すべきL&Dトレンドとして、以下の5つを挙げています。

生成AI(GenAI)ツールの活用: 2025年には、AIツールがトレーニングコンテンツの作成や、学習者一人ひとりに最適化された学習体験の提供に活用されるようになるでしょう。
ヒューマンスキルの重視: AIが多くの業務を自動化する一方で、人間特有の能力である「ヒューマンスキル」の重要性が増しています。コミュニケーション能力、共感力、問題解決能力といったヒューマンスキルの育成が、これまで以上に重視されるようになるでしょう。
迅速なスキルアップとリスキリング: ビジネス環境の変化に伴い、従業員には迅速なスキルアップとリスキリングが求められています。企業は、従業員が短期間で効率的に新しいスキルを習得できるようなトレーニングプログラムを提供する必要があるでしょう。
スキルベースの学習: 従来の画一的な教育から脱却し、従業員一人ひとりのスキルギャップに合わせた、より実践的かつ効果的なトレーニングの提供が求められています。
パーソナライズされた学習体験の提供: 従業員の特性や学習進捗に合わせて、最適な学習コンテンツや方法を提供する、パーソナライズされた学習体験の重要性が増しています。

まとめ - 調査で読み解く、これからのL&Dに必要なもの

TalentLMSの調査レポートから、従業員のトレーニング満足度は全体的に高い一方で、Gen Zの満足度が低いこと、AIの活用が満足度向上に寄与すること、そして、多くの従業員がトレーニングプログラムの改善を望んでいることが明らかになりました。また、2025年に向けて、リーダーシップ、ソフトスキル、デジタルスキルといった能力の習得が重要視されており、効果的なトレーニングエンゲージメントの手法として、ビジュアル・マルチメディア要素やセルフペース学習が支持されていることが分かりました。

これらの調査結果を踏まえ、L&D担当者は、従業員の声に耳を傾け、世代間の意識差やAIの影響を考慮しながら、トレーニングプログラムを継続的に改善していくことが求められます。特に、2025年に向けて重要となる5つのトレンドを意識したL&D戦略を策定することが、企業の競争力強化に繋がるでしょう。

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参考資料:

The TalentLMS 2024 Annual L&D Benchmark Report